福岡県出身で高校1年生の時にスカウトされ、数多くのCMやテレビドラマ、映画、舞台などに出演している女優の奈緒さん。
NHKの朝ドラのオーディションに何度も挑戦し、「半分、青い。」に出演したことで、名前を広く知られるようになりました。
今回はそんな奈緒さんの家族構成について調査しましたので、ぜひ最後までご覧ください。
奈緒の家族構成
奈緒さんの家族構成は、母・兄の3人家族です。
・母
・兄
・本人：奈緒さん
奈緒さんは母子家庭で育ったようですね。
その理由なども詳しく見ていきましょう。
奈緒の父親の職業は？
奈緒さんのお父さんは、奈緒さんが生後7ヶ月のときにがんで亡くなられています。
そのため、お父さんとの思い出がないと話す奈緒さん。
私は7カ月のときに父をがんで亡くし、父との思い出というものが今までありませんでした。
“お父さんと一緒にお酒飲みたかった”、“お父さんと一緒にご飯食べたかった”、“お父さんのためにおしゃれしたかった”、“お父さんとケンカしたかった”、そんな私の夢を全て『春になったら』の中でかなえていただきました。
引用：マイナビニュース
奈緒さんの中での1番古い記憶が、お父さんのお葬式の時の記憶なんだそうです。
私の一番最初の記憶が父の記憶。それがお葬式の時の記憶です。
母が抱っこしてくれて、お花を棺桶に一緒に入れた記憶があるんですけど、その時のお花の色はおそらく黄色だったか、白だったか。
その色まで覚えていたんですけど、大人になるにつれてだんだんお花の色が分からなくなって寂しいなって思う瞬間もあって。
引用：MANTANWEB
また、奈緒さんの「おおらか」な性格がとてもお父さんに似ているんだとか。
母いわくすごく父に似ているみたいです、性格が。
（中略）
母はお父さんのことがいまだに大好きで、よく話を聞かせてくれるんですけど、『そういう（おおらかな）ところがお父さんに似てる』って。
無鉄砲なところとか『まあいいじゃない』っていう性格がすごく父に似ていて、『奈緒ちゃんと話してるとやっぱりお父さんの子なんだなって思う』ってよく言われます。
引用：MANTANWEB
このようにお母さんがお父さんの話をたくさんしてくれることで、奈緒さんは自分の中にお父さんは生きていると感じることができているといいます。
父がいないっていう言葉を私はあまり使いたくないなと思っていて。
確かに一緒に住めていないし、同じ世界にいるかどうかは明言できないんですけど、私にはしっかりと父がいるって思えるのは、母がずっと話してくれてるからだと思います。
引用：MANTANWEB
父が名づけてくれた名前
「奈緒」は本名で、お父さんがつけてくれた名前なんだそうです。
本名です。漢字もそのまま。父が付けてくれて。
今私は母と兄がいるんですけど。父は私が7カ月のときに他界しまして。
その父が付けてくれた、みんなに愛されるようにっていうことで、字画とか調べてくれたみたいで。付けてくれた名前です。
引用：日刊スポーツ
「本田なお」という芸名で活動していた時期もありましたが、本名の「奈緒」に変えた途端、すでに2回落ちていたNHKの朝ドラのオーディションに合格したというエピソードも。
奈緒という名前で改めて頑張るから応援してくださいと、父に伝えるのと同時に自分にも言い聞かせる形で。
自分の中で一つの覚悟ができたような気がしました。
引用：文春オンライン
この当時、お墓参りになかなか行けていなかったそうで、改名の報告を聞いてお父さんも応援してくれたのかもしれませんね。
奈緒の母親の職業は？
奈緒さんが小さかった頃、奈緒さんのお母さんは子供服のお店を経営していたそうです。
当時、母は子供服屋さんをやっていて。母が選んでくれた服を着て。
よく遊んでいました。
引用：日刊スポーツ
お母さんは女手一つで2人の子供を育てるために働き詰めだったそうですが、奈緒さんの前で苦労している姿は見せなかったといいます。
母は私に苦労を見せなかった。大人になって分かることがすごく多くて。どれだけ大変だったかとか。
今になって、この年になって話せることも多いんですけど。
今だから感謝できることもあって。
それぐらい私は何の苦労も感じずにというか、育ててもらいました。
引用：日刊スポーツ
そのようなお母さんの姿を見て育ったこともあり、奈緒さんも「早く働きたい」と思っていたんだとか。
早く働きたいっていう想いがあったので。
うちも母子家庭で母が昔からもうずっと働いてくれてて、お母さんみたいになりたいっていう子供ながらにそういう想いと、もう少し私が早く働けばお母さんと一緒に過ごせる時間が長くなるかなみたいな。
引用：モデルプレス
そんな中、高校1年生の時に地元・福岡県でスカウトされた奈緒さん。
これは早く働けるチャンスだと思い、芸能界に入ることを決めたといいます。
母は芸能界入りを猛反対
もともと母がすごくこのお仕事に反対していたんです。
それこそ母からしたら、「そんな危険な海に子供を飛び込ませるなんて嫌だ」という気持ちがあったと思うんですけど（笑）
引用：モデルプレス
奈緒さんが20歳の時に、東京に上京することを決めた際にも反対されたそうですが、説得して最後はお母さんも認めてくれたそうです。
猛反対でした。女の子ひとりで、知り合いもいないのにどうするのって。
でも私が、決めたら曲げない性格だってことを母は知っているので、最後まで反対はしていたんですが、送り出してくれて。
だから早く仕事を決めて安心させたいって思っていました。
引用：週刊女性PRIME
きっと母も心から反対していたわけじゃないと思うんです。
応援してくれる人はほかにいるから、母である自分は、乗り越えようと思う力を引き出す壁になろうと。母の愛ですね。
引用：マイナビニュース
今では奈緒さん以上に情報をチェックして、応援してくれているといいます。
「奈緒ちゃんはお芝居で生きていくんだね。お母さんはちゃんと分かりました。応援するからね」って言ってくれて。
今は私以上にテレビや雑誌の出演情報をチェックしていて、私の仕事を心から喜んでくれているので、本当に良かったです。
引用：マイナビニュース
母と一緒に初登場の回を見ようとしたら、オープニングの時点で母が泣き出したんです（笑）。
私の名前が映っただけでうれしかったみたいで。
“孝行娘や～”って喜んでくれて、本当によかったなって思います。
引用：週刊女性PRIME
奈緒さんもお母さんもとても嬉しかったでしょうね。
天然な母
奈緒さんのお母さんは「天然」なところがあるそうです。
ブラインドタッチができるようになり、得意げに奈緒さんに披露したときのエピソードがこちら。
この間、母がパソコンのキーボードをカタカタ打っていたんです。
「何してるの?」って聞いたら、「奈緒ちゃん、お母さんね、ブラインドタッチができるようになったの! 見て!」ってすごい笑顔で。
カタカタ打ってるのを見せてくれたんですけど、画面にはつないでいなくて、宙を見ながらプラインドタッチをしてるんですよ。
だからできているのか分からなくて。
でも、「すごいじゃん」って褒めたらすごく喜んでました(笑)。
もしかしたら、見えていないだけでちゃんと打てているかもしれないので、今度は画面ありでやってもらおうと思ってます。
引用：マイナビニュース
また、お母さんにサプライズをするのが好きだという奈緒さんが仕掛けた「餃子ドッキリ」のエピソードも。
「餃子にそっくりなアップルパイ」を買って帰り、お母さんには「餃子」だと伝え、食べた時のリアクションを楽しもうと携帯で撮影していたという奈緒さん。
1個食べ終わるまで、母が気づかないというハプニングがありました。
笑いが止まらなくて、携帯震えながら聞いてて。
2個目で『なにこれ』って。遅っ！
引用：オリコンニュース
いるだけでその場の空気が明るくなりそうなお母さんですよね。
奈緒に兄弟はいるの？
奈緒さんには、歳の離れたお兄さんがいるそうです。
お兄さんも一般の方のため、詳しい情報などは公表されていません。
歳が離れていることもあり、お兄さんは奈緒さんを守ってくれる存在だったといいます。
私は兄と年が離れているので、家族の中で大変な事件が起きたときは皆が私に悟らせないように一致団結して頑張ってくれていたなと、大人になってから気づきました。
家族にとっては一番年下の私が1つの希望だったというか、年が離れている兄にとってはきっと守りたい存在で。
守り守られるというのも互いの役割だと思いますし、守られてきたからこそ、今度は私が家族の支えになりたいし、守る側になりたいと思っています。
引用：マイナビニュース
お父さんが早くに亡くなったこともあり、お兄さんは家族の中の「男手」としてしっかりしないと、という気持ちもあったかもしれませんね。
バケットリストを書き続けてきて、やってみたいと思うことが、年々変化しているんです。
若い時はとにかく遠くに行って、見たことないものを見たいと書いていたのですが…。
最近は母と兄の3人で家族旅行に行くことが絶対の目標です。
それだけはかなえたくって、大きなバケットリストになりましたね。
引用：iza
たくさんのことを一緒に乗り越えてきた大切な家族への想いが伝わってきます。
まとめ
今回は、女優の奈緒さんの家族についてご紹介しました。
赤ちゃんの時にお父さんを亡くし、家族で支え合って生きてきた奈緒さん。
今後の活躍も楽しみに応援していきたいですね。
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